【FD活動報告】2025年 第3回 UJSファカルティ・ディベロップメント 実施報告

2025年10月2日(木)、2025年 第3回ファカルティ・ディベロップメント(FD)研修を実施しました。

本研修では、ASIA Link株式会社 小野様および株式会社富士インフォックスネットより講演をいただき、教職員間で留学生支援体制の強化に向けた意見交換を行いました。

ASIA Link株式会社による講演(留学生就職支援)

小野様は、過去に日本語教師として勤務した経験から、就職を希望しながらも支援不足により帰国する留学生が多かった点を指摘し、それが留学生専門の職業紹介事業設立につながったと説明しました。

中国人留学生に対しては、文化的背景や距離の近さから日本企業への定着性が比較的高く、日本語運用能力や学習意欲も評価されている一方、一部の機密性が高い領域では採用が慎重に行われる傾向があるとの説明がありました。

就職活動の指導においては以下の点が重要とされました。

  • 新卒採用において重要なのは「能力(I can do)」よりも「意欲(I want to)」である
  • 「語学力があるからその職に就きたい」のではなく、「目標を実現するために語学を学んでいる」という動機形成が求められる
  • 日本語能力試験(N1)の取得以上に「即応力」「対話力」が重要
  • 模擬面接指導や逆質問への準備が合否の大きな要素となる

また、就職活動は単なる企業選択ではなく、「人生をどのように生きるかという問い」であると強調され、学生の思いや動機を引き出す伴走型支援の重要性が示されました。

株式会社富士インフォックスネットによる説明(スクールアシスト昴)

学生支援システム「スクールアシスト昴」の活用について説明がありました。
主な機能は以下のとおりです。

  • 面談記録の保存・検索機能
  • 学生ポータル(学生証表示、出欠・成績閲覧、チャット機能等)
  • 求人票検索、応募登録、就職報告機能
  • 授業料請求表示、キャッシュレス決済対応
  • 入学から卒業・就職までの一元管理

学生支援および就職支援業務の効率化につながるシステムであり、今後導入効果が期待されます。

まとめ

本研修では、以下の点が確認されました。

  • 留学生支援においては、学生の意欲を引き出し、志を言語化させる指導が重要である
  • 教員間で指導方針を共有し、支援の質を向上させる必要がある
  • ICTツールを活用し、指導・管理の一体化を進めることが効果的である

UJSでは今後も、教育の質向上と学生キャリア支援強化を目的としたFD活動を継続してまいります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA